インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが、就職の内定をもらった学生(大学・短大・専門学校)300人を対象に行った調査によれば、就職活動にインターネットを利用したという学生は76%。またインターネットを利用したことで「就職活動が有利になった」という学生が60%を占めるという調査結果が出たようです。
就職活動にインターネットを利用した学生は男子学生で71%、女子学生では80%と、女子学生の利用が目立ちます。利用場所は「自宅」が86%と最も多く、「学校」の17%を大きく上回りました。
インターネットを利用した用途は、「資料請求・エントリー」が86%、「企業の情報収集」86%、「就職サイトの閲覧」65%と、情報収集系が目立ち、「人事担当者との連絡・予約」の55%を上回りました。
利用したインターネットの種類は、「ホームページの閲覧」が85%と、「Eメール」の14%を大きく上回っています。一方、「TV 電話」や「メッセンジャー・チャット」は全くというほど利用されていなかったようです。
就職試験にインターネットを取り入れている企業に対する印象は、「かなりよい」「まあよい」を合わせて、よい印象を持っている学生が9割に達しています。また新卒採用にインターネットを取り入れている企業の具体例を挙げてもらったところ、Web での適正診断、Web 面接、オンラインによる一次試験、オンラインによる論文作成、オンラインによる履歴書提出などがあげられました。
インターネットにより「就職活動が有利になった」という学生は6割を占めましたが、「インターネットでしかエントリー・予約ができない企業がたくさんある」という意見も多くあげられています。インターネットの利用により情報収集や人事担当者との連絡・予約が便利になりましたが、もはや「インターネットなしでは就職できない」という時代に変わりつつあるのかもしれません。
パソコンのスキル、エクセル、ワードは出来て当たり前となってきていますよね。その流れが、インターネットも出来てメールアドレスを持ってて当たり前になりつつある現在、学生側も企業側も、パソコンのスキルアップは、今後ますます重要になってくると思われます。
当社でもホームページ制作部門がありますが、新年度を迎え、ホームページを立ち上げたい、リニューアルされたいというお声を聞いています。
Windows 2000に存在するバッファオーバーフローの盲点を突いたサイバー攻撃が米国陸軍が管轄するウェブサーバーに対する侵入という形で発生しました。
この攻撃は、軍事的守秘性を帯びたデータへのアクセスをもたないウェブサーバーに対するものだったために、深刻な事態に至ることはなかったですが、全く認知されていなかったWindows 2000のもつ脆弱性を的確に狙ってきた今回の攻撃に対し、攻撃側の技術力の高さに関する懸念の声が関係者の間で新たに湧き上がっています。
マイクロソフトは、このサーバーに対してすでにパッチ処理を施し、その対応策をサイト公開したと説明しています。
世界規模の軍事的緊張が急激に高まってきている中、あきれるほどの脆弱性の数々を披露してくれるソフトウェア群が、高い守秘性を担保されるべき国家中枢機関の基幹ソフトウェアへすでに広範に採用されてしまっていることへの新たな懸念が急速に高まってきているとニュースではコメントされています。
ご家庭のパソコンと同じものが、国家中枢機関でも使用されています。ご家庭でもパソコンがしょっちゅうフリーズしたり、不具合が起きたりと、様々なトラブルをご経験されてる事と思います。そんなトラブルの原因の中には、OSのバグやソフトウェアのバグに起因するもの少なくありません。
今後ますますパソコンへの依存が高くなっていく中、このようなトラブルにどのように対応できるか、今後はそういったスキルが求められてくるでしょうね。
Windowsの全バージョンで、悪質なWebサイトやHTML形式の電子メールを使ってPCが乗っ取られてしまう脆弱性が発見され、Microsoftが3月19日警告を発しました。
この脆弱性はWindowsのスクリプティングコンポーネントにあり、攻撃者は同スクリプティングエンジンを利用して、あたかもプログラムがPC上でローカルに実行されたかのように見せかけて自分のプログラムを実行したり、システムを乗っ取ることが可能になる。Microsoftはこの脆弱性の最大深刻度を「Critical(緊急)」と評価しています。
この脆弱性はWindows 98からWindows XPまでの全Windows(98/98SE/Me/NT4/NT4 Terminal Server Edition/2000/XP)に影響しますが、電子メールクライアントにセキュリティ対策が施されていれば、このようなHTMLメールによる攻撃は防ぐことが可能。また、Webページをアクセスすることで、攻撃される可能性があります。
攻撃者は、特別に生成したスクリプトを電子メールで送りつけるか、そうしたスクリプトをWebサイトに埋め込んで、Internet Explorerでロードさせる方法でこれを悪用しています。
この脆弱性への対策は、各バージョンのWindows用のパッチをMicrosoftのWebサイトとWindows Updateで提供していますので、是非、今すぐ対策をして下さいね。