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2004年3月のニュースです。

2004/3/22

パソコンの故障は突然に(^_^;)

先日、スタッフのパソコンが突然故障しました。ハードディスクは無事でしたので、データが消えることは無かったのですが、仕事が滞ってしまいました。

最近では、パソコンの故障の場合、「直す」ということは、部品を「交換」することになります。ですので、どうして故障したかは分かりません。今回の場合はマザーボードとCPUの交換となったようです。

パソコンは、ちょっとのことでは壊れませんけど、壊れるときは何もしなくても壊れてしまいますので、大切なデータのバックアップはしっかりとしておかなければいけませんね。

といいつつも、結構面倒くさいもんですけどね(^_^;)後悔先に立たずですね。

日本標準時、誤差1億分の1秒に ネット社会に対応へ

日本標準時を定めている独立行政法人・通信総合研究所(東京都小金井市)は13日、05年春にも標準時の誤差を現在の半分以下の「1億分の1秒」にする計画を明らかにしました。実現すれば、米国海軍天文台(USNO)の1億分の0.5秒に次ぐ世界2番目の高水準となり、民間利用では世界トップの精度になるということです。

インターネットを利用した電子取引・決済が普及する中で、時刻によって契約確認を行う時刻認証への重要度が高まっているため、時刻の信頼性を向上させ、ネット社会の基盤強化を図ることを狙っているとのことです。

日本標準時は現在、同研究所に設置されたセシウム原子時計12台のわずかな時刻差を計測し、その平均値で決定されています。同研究所は電波や電話回線を利用して、全国各地に標準時を送信。ラジオ・テレビ放送局の時報やNTTグループの117番サービスは、すべてこれに準拠しています。

計画では、1億1000万円をかけて、05年春にも、セシウム原子時計を3台増設し、より精度の高い水素メーザー原子時計を3台新たに導入することで、原子時計を計18台に拡充。「超精密な」標準時をつくり出すとのことです。

現在の誤差は1億分の2.5秒で、独仏など欧州各国と肩を並べる水準。03年春にソフトの改善で、1億分の5秒から精度がアップしました。

毎日なんとなく過ぎている時間かもしれませんが、実はその時間を定義するためにはすごく高度な技術と費用がかかっているんですね。最近のパソコンはインターネットで自動的に時計を合わせるようになっていますし、ご家庭にも電波時計など時間の狂わない時計が安価に手に入れられます。

インターネットで、時間について調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。

2004/3/12

そろそろ桜ですね。

今年の桜は例年より早く咲きそうです。例年ですと4月初旬頃ですが、今年は、2月の気温が暖かだったため、開花が早くなると予想されています。

入学・入社シーズンで、新入生や新入社員の歓迎会に、夜桜見物を兼ねて行われる事も多いですが、今年は桜が先に咲いてしまい、桜を眺めながら出来ないかもしれませんね。まぁ、桜見物も「花より団子」で宴会が始まれば、咲いていても関係なかったりして・・・(^_^;)

各地の開花予想は、こちらのサイト等を参考にしてみてはいかがでしょうか。

Web利用時間帯がゴールデンタイムにシフト--WAB調査

社団法人日本広告主協会のWeb広告研究会は2004年1月13日、家庭ユーザーのインターネット利用動向を調べた「ブロードバンド環境下における視聴行動変化」の研究結果を発表しました。それによりますと、この1年間でWeb利用者数のピークは、23時台から21時台へと時間が繰り上がっているということです。これは、テレビの視聴に近づきつつあるといえそうです。

同研究会は、インターネット利用調査会社のネットレイティングスが2002年6月と2003年6月に実施した「家庭からのインターネット接続の視聴率データ」の調査結果を基に、独自の分析で再集計し。主要指標について、1時間あたりの平均値を算出し、時間帯ごとの利用者数の変化を調べる手法で行ったということです。

分析結果によりますと、各時間帯に占めるブロードバンド利用者の割合は、2002年の平均約45%に対し、2003年は約71%となり、大幅に増加していることが分かりました。また、平均利用者数のピークは、2002年では23時台でしたが、2003年では21時台にシフトしていました。平日・休日別では、平日のゴールデンタイムで急増したほか、休日のデイタイム(昼間)利用の増加が目立ったようです。

WABでは、これらの変化は通信料定額のブロードバンド利用者の比率が増加したことにより、23時以降のいわゆる「テレホーダイ」時間を意識しなくなったためと分析しています。このほか、20〜34歳の若年層が深夜利用を控える一方、中高年齢層は、デイタイムを中心に全時間帯で利用者数が増加。とくにゴールデンタイムでは、35〜49歳の男女中年層が利用者増加分の半分近くを占めていたとのことです。

以前は、「とりあえず暇つぶしにテレビを見ている」という利用方法が、「とりあえずインターネットを見ている」というように、変化しつつあるようにも見受けられます。一方的に送られてくる情報が映し出されるテレビと違い、自ら能動的に情報を検索する必要が「インターネット」。しかし、その情報量はテレビの比ではありませんよね。

最新情報や最新ニュース、とっておき情報、業界の裏情報や、中には嘘やデマまで発信されているインターネットの世界。それらの情報が手軽に自宅にいながら閲覧することができるのですから、これはすごいことですよね。

あなたのご家庭では、テレビを見る時間、減りましたか?

巧妙化するオンライン詐欺--トロイの木馬・ウイルス・フィッシングの「合わせ技」で

ウイルス作者の手口が巧妙化し、単なる「クリックすると感染する」プログラムからさらに進んで、3つの技術を組み合わせてセキュリティ機能を迂回し、悪意のあるコードでコンピュータを乗っ取るようになってきているようです。

ウイルス対策ソフトメーカー各社は、攻撃複雑化を示す傾向の1つとして、ダウンローダープログラムが電子メールに添付されるケースの増加を指摘しています。こうした小さなトロイの木馬は、ウイルスプログラムやウェブサイトホスティングと組み合わされ、パソコン所有者を騙してセキュリティソフトウェアを迂回するのに用いられます。

このアプローチをとる最新の攻撃では、「Downloader-GN」という3000バイトにも満たない小さなトロイの木馬が使用されています。このプログラムを実行すると、ロシアのあるウェブサイトから被害者のコンピュータにMimail.pウイルスがダウンロードされます。そしてこのウイルスは、ユーザーを騙して個人情報やユーザーの財務情報を入力させます。こうしたテクニックは「フィッシング」(phishing)と呼ばれています。

この方法は複雑だが、それほど独自性の強いものではありません。感染力を強めるためにウェブサイトからプログラムをダウンロードしようとするウイルスは他にもありますし、小さなダウンロードプログラムも一般的なものです。しかしウイルス対策ソフトメーカーによると、3つの手段を同時に用いるのが最近の傾向で、この罠にかかってしまうパソコンユーザーもいるといいます。

「大多数のユーザーは、こうしたスパムが偽物だと分かるが、ごく一部には、この罠に引っかかってしまうユーザーもいる」とセキュリティソフトウェアメーカー、Network Associatesのウイルス研究マネージャー、Craig Schmugarは述べています。

セキュリティソフトウェアメーカーらによると、Downloader-GNは14日(米国時間)、オンライン決済会社PayPalからと称するメッセージと共に、大量にメールで送信されたといいます。この偽メールのメッセージには、顧客が、添付ファイルのPaypal.exeを実行し、表示されるフォームに記入すれば、PayPalがその顧客の口座の残額を10%増やす旨が記されているとのこと。

このメッセージには、「登録は簡単です。添付ファイルをWinZipで解凍し、アプリケーションを実行して指示に従ってください」と記されています。それにつられて、知らず知らずに自分自身でワームやウィルスをインストールする結果となるわけです。

現在、そのほとんどは英語のメールですが、将来的には日本語でそのようなメールがやってくるかもしれません。「ウィルス駆除ソフトをインストールしているからどんなことをしても安心」とは思わないで下さい。あなたのパソコンには既にいろいろなワームが潜んでいるかもしれませんよ。

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