関西地方は7月13日に梅雨明けしました。今年の梅雨は空梅雨だったようです。降水量も例年ですと、267mmですが、今年は158mmだったようです。
しかし新潟地方では、梅雨前線による大雨で、大変な被害が出ていますね。少なく過ぎて水不足も困りますが、多すぎるのも困ったものです。全国的にほどほどに降ってくれるのが良いのですが、なかなかそうはいきませんね。
米Intelは、カリフォルニア州サンタクララの本社で、プロセッサナンバーの導入に関する説明会を行いました。Intel社は「我々の製品に対する消費者の混乱を解消するために新たな番号表記を導入する」と説明しています。
長年クロック周波数を基準にプロセッサ製品を消費者にマーケティングしてきましたが、最近ではその浸透が足かせとなるケースが増えています。例えば、ノートパソコンで、軽くて薄い製品が欲しいにも関わらず、クロック周波数が高いという理由でMobile Pentium 4搭載製品を選択してしまう人が少なくないようです。そこで消費者に製品ブランドの違いや各製品の機能をより深く理解してもらうために3桁の数字で構成されるプロセッサナンバーの導入に踏み切りました。
3桁の番号のうち、百の位は利用モデルの中でプロセッサ・ファミリを区別する数字になります。現行案では、デスクトップ向け製品は、Pentium 4 Extreme Editionが7xxで、Pentium 4が5xx、Celeron Mが3xxとなっています。ノートPC向け製品は、Centrinoが7xx、Mobile Pentium 4が5xx、Mobile Celeronが3xxとなっています。
Centrino(7xx)の方がMobile Pentium 4(5xx)よりも大きい数字が割り当てられていることを奇妙に思う人もいるかもしれません。これはエンターテインメント性とモバイル性の二つを軸にした今後のブランド戦略が影響しているといえます。エンターテインメント性ではPentium 4 Extreme Editionが、モバイル性ではCentrinoが、最も豊かな機能を消費者に提供するということです。ただし、ゲーマーにとっては、ノートPCでもMobilePentium 4の方が優れた機能を提供する製品です。プロセッサ・ファミリを現す数字の大小は、このような利用モデルの違いを反映していないので、ファミリ同士を比較する基準にはならないとしています。
3.4GHzのPentium 4は、これまでの方法では「Intel Pentium 4 processor 3.40GHz supporting Hyper-Threading Technology」と表記されていましたが、プロセッサナンバーでは「Intel Pentium 4 processor 550 supporting Hyper-ThreadingTechnology」となります。
プロセッサナンバーは、現時点ではアークテクチャ、クロック周波数、フロントサイド・バス(FSB)、キャッシュなどを反映した数字になります。例えば、上のPentium 4のクロック周波数が3.60 GHzにアップグレードされた場合は、下二桁の数字が上げられて'560'になります。つまり、同じプロセッサ・ファミリ内で数字が続いている場合は、機能アップグレードを示すため、消費者が機能を比較する参考にできということです。
プロセッサナンバーに場所を奪われたクロック周波数は、今後も以下のように機能説明の中に記載されます。Intel Pentium 4 processor 550 supporting Hyper-Threading Technology-プロセッサスピード 3.40GHz-1MB L2キャッシュ-800MHz FSB
パソコンの性能を示す数値としてプロセッサーのクロック周波数は、速さの目安になっていましたが、年々スピードアップの進化を遂げたクロック周波数が、それほど重要な要素とならなくなってきた訳です。もちろん、高速な処理を行うためには高速なプロセッサーが必要ですが、ほとんど場合、マシンのスピードはそれ以外のメモリーの量やハードディスク、グラフィックカードの性能に依存することの方が多くなりました。
英メッセージラボはこのほど、5月の迷惑メール実態報告を発表しました。それによると、世界でやりとりされた電子メールのうち76%が迷惑メールという状態で、過去最悪だったということです。1.3通につき1通が迷惑メールという計算になります。
同社は世界で8500社以上から迷惑メール対策を請け負っています。このため、5月中に合計9億900万通をチェックしたところ、うち6億9150万通が迷惑メールだったといいます。また、9260万通(9.1%)がウイルスに感染していたということです。11通に1通が感染している計算になります。
4月は迷惑メールが67.6%、ウイルスが9.47%でした。3月はそれぞれ53%、2%にとどまっていました。
これは英の調査結果ですので、そのまま日本に当てはまることはありませんが、インターネットには国境がありませんから、メールアドレスも全世界で有効になります。