携帯電話によるテキストメッセージの送信数が今後5年間で2倍以上に増加し、2010年に2.3兆通に達する見通しであることが、12月12日に発表された調査で発表されました。
米調査会社Gartnerの英国法人によりますと、SMS(ショートメッセージサービス)システムを通じて2005年に送信されたテキストメッセージの数は、推計9360億通だったとのことです。
テキストメッセージングサービスの業界全体の売上高は、2005年の395億ドルから2010年には725億ドルに拡大する見通しだそうです。
「メッセージ送信数はアジア太平洋地域が今後も圧倒的に多いだろう。Gartnerは、2010年には同地域のSMSメッセージ送信数が1.8兆通を超えると予測している」と同社は声明で述べています。
「ワイヤレスメッセージングは、携帯電話業界の30年の歴史の中で、最も成功した一般消費者向けのモバイルデータサービスだ」と同社は指摘しています。
Gartnerは、インスタントメッセージング(IM)や画像メッセージング、ビデオメッセージングなど、新しいメッセージングサービスが必要とされているが、こうしたサービスは、SMSの成功要因である使いやすさと手ごろな料金を実現した場合にのみ、SMSに匹敵する人気を獲得するだろうと述べています。
さて、メリークリスマス、明けましておめでとうと、ご挨拶を携帯メールでされる方も多いと思います。今年もメールの集中により、送信制限がかかるようですので、集中する時間におくるより、少し時間をずらして空いた頃に送った方が相手に早く着く事もあります。