いよいよ新年を迎えます。大掃除にお節の準備、旅行や帰省の準備、日本脱出組の方もいらっしゃるのではないでしょうか。TV番組も毎日特別番組続きで、のんびりTV三昧の方も(^^)
2004年を振り返って、皆さんはどんな年でしたか?今年の漢字に「災」が選ばれましたが、スマトラ島では世界規模の大惨事のニュースが飛び込んできました。被害に遭われた方のご冥福をお祈り致します。
2004年によく検索されたキーワードとしては、「冬のソナタ」「ペ・ヨンジュ」という言葉があります。さすが、「韓流ブーム」といったところでしょうか。その他のキーワードでは、「台風情報」といったところで、今年は本当に台風が多かった年でした。
年末年始、帰省する方はどのようにネットを活用されるのでしょうか。帰省中は普段の PC 環境を再現するのは難しいですよね。
インターネットコム株式会社 と 株式会社インフォプラント が行った年末年始のインターネット利用に関する調査によりますと、帰省中に「メールチェックする必要性を感じる」ユーザーは約6割だったということです。しかし、実際に「メールチェックする」というユーザーは4割未満という結果になりました。
調査対象は、20代〜50代の、年末年始に帰省を予定している(または帰省中の)インターネットユーザー300人。年齢層は20代29.3%、30代44.3%、40代21.0%、50代5.3%。 男女別構成比は男性42.0%、女性58.0%。
全体300人のうち、帰省準備のためにインターネットコンテンツやサービスを利用する(した)ユーザーは46%。同ユーザーに尋ねた昨年の利用状況と比較すると、3.7ポイントの伸びとなったようです。また、 2002年の調査と比較すると5ポイントの伸びでした。緩やかだが利用者は毎年増えているといえますね。
具体的に利用する(した)コンテンツ・サービスの調査では、「電車・飛行機などの時刻表検索」(87人)、以下「天気予報・気象情報」(57人)、「電車・飛行機などの座席予約」(40人)「高速道路の渋滞情報(予測)」(36人)、「高速道路のルート検索」(21人)など。2002年の調査とほぼ同じコンテンツが挙げられているとのことですが、注目すべき点は「電車・飛行機などの座席予約」が「高速道路の渋滞情報(予測)」を抜いて3位に入っていることです。ネットでの予約やeチケット利用は今後拡大することが予想されるといえます。
さて帰省期間中、普段は常にチェックしているであろうメールはどうするのでしょうか( Blog をどうしようかというユーザーもいるかもしれませんね)。帰省中のメールチェックについて、「必要だと思う」ユーザーは59%、また実際に「メールチェックする」というユーザーは37.7%だったとのことです。
必要でありながら実行に移せないのは、PC 環境が整わないからか、それとも年末年始の慌ただしさかといったとことでしょうか。メールチェックの方法のトップは「帰省先の PC でメールソフトを設定してチェック」が最も多く、続いて「ノートパソコン・PDA を持参してチェック」、「Webメールへ転送(または Web メールの POP メール取り出し機能)」だったようです。
では、年末年始のインターネットの利用時間は普段と比べてどうなるのだろうか。全体300人に尋ねたところ、「変わらない」が37.7%で最多でした。「かなり増える」と「少し増える」を合計すると32.5%、「かなり減る」と「少し減る」を合計すると29.7%でした。「増える」ユーザーが「減る」ユーザーを上回る、という結果になったようです。
年末年始とはいえ、なかなかネットからは離れられないようですね。ちなみに、スタッフは年末年始もネット漬け、パソコン漬けとなりそうです(^_^;)
業界団体のDSLフォーラム(本部・米カリフォルニア州)はこのほど、6月末の世界のDSLユーザー数は約7800万人で、前年比66%増加したと発表しました。このうち日本は約1207万人で、世界第2位。しかし、普及率では前年の4位から7位に下がったということです。
ユーザー数が最も多いのは中国(1271万人)。3位以下は米国(1143万人)、韓国(667万人)の順となっています。DSLだけでなく光ファイバーなども含めたブロードバンド・ユーザー数は、米国が首位、中国は2位、日本は3位でした。
一方、普及率(電話100回線当たりのDSL導入率)トップは韓国(28.66%)で、2位は台湾(20.76%)、3位は香港(19.59%)。日本(16.96%)は、アイスランド、ベルギー、イスラエルに追い抜かれました。
DSLのサービスから光ファイバーへシフトしていることが伺える事と、世界中の国々でインターネットのブロードバンド化が進んでいることが日本のDSLの順位が下がったことに繋がるのではないでしょうか。